JDサウザー、カーラ・ボノフのライブ [音楽]

ちょっと古い話ですがストーンズ来日と同じ時期にJDとカーラが来日していました。
ビルボード東京にかみさんと行ってきました。
まずは予習、予習。

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数年前にJD単独ライブをやはりビルボードで観ていますが、5,6年前だったか。
始まり、始まり。

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J.D がいつものように多分お酒を召していてふわふわしてて。
ギターのコードの押えもままならなかったり、”ウォーター・イズ・ワイド”のキーは何だったかカーラに確認したり、おもしろすぎるおっさんしてました。カーラにたしなめられてる場面もあり、カーラがお母さんみたい。
でもJDはいい曲書きますよね。”ニュー・キッド・イン・タウン”、”ベスト・オブ・マイ・ラヴ”たまりませんでした。
楽しいライブでした。もうちょっと長いバージョンで観たかった~。

翌日復習。

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いや~、ウェスト・コースト・シンガー・ソング・ライター、サイコーです!
最近こういうアーティスト、つまりさりげなくポップでメジャー感のあるシンガーいませんよね。
レコード会社の責任もあるかも・・・。
もういないから言えるんですけど。


ニュー・アルバム、対照的な2枚 [音楽]

最近購入したCDの中から2枚ご紹介。

ビル・ラバウンティのニューアルバム。

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何年ぶりの新作だろう。今回ラリー・カールトンが参加していて随所に彼の輪郭のはっきりしたクリアなギターの音色ががいい感じ。音的にはマイケル・フランクス・サウンドをソフトなアバンギャルド志向にし、まったりとした感じの曲の数々が気持ちいい。ご機嫌です。お薦め。



ジョン・バトラー・トリオのニューアルバム。

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オーストラリアのアーティスト。今回の作品、いつものニューオーリンズ志向のファンキーなロックしてる曲が少なくてポップじゃなくて珍しく結構内省的ですね。じっくり聞いてみようというかんじ。




大人のボーカルアルバム2枚 [音楽]

最近のニューアルバムから2枚ご紹介。

一枚はポール・ロジャースの「ロイヤル・セッションズ」
このアルバムいつものブルース・ロックじゃなくてメンフィスのロイヤルスタジオでスタックスの名曲をカヴァーしている。つまりR&Bアルバムといってもいい。肩の力ぬいてソウルフルに歌っている彼のハスキーなあの歌声は健在。うちに秘めたエナジーを感じる傑作アルバムだと思います。

もう一枚はウイリー・ネルソンの「トゥ・オール・ザ・ガールズ・・・」
80歳になったウィリーのニュー・アルバム。最近のブルーノートから出たジャジーな曲とうって変わって本来のフィールド、カントリー・アルバムだ。しかもデュエットのゲストがドリー・パートン、ローザンヌ・キャッシュ、シェリル・クロウ、ノラ・ジョーンズ、エミルー・ハリスと豪華絢爛。まさに大人のノスタルジーをくすぐるカントリーの範疇を超えたポップなアルバムの推薦盤だ。

この2枚、今月の「浦安に住みたい」の35ページにコラムでとりあげていますので、浦安在住の方々はご覧ください。明和地所やダイエー、ヨーカドー等に置いてあります。

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お店でかけますので、是非ご来店ください。
2月後半から激ヒマまくってるんで
よろしく~!!!
早く来ていただかないと撤退かも・・・・?
なんちゃって。



ローリングストーンズのライブ [音楽]

2月26日(水)

ストーンズのライブ参戦。前回は娘と行ったが、今回はかみさんと。

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ミック・ジャガーの力強いヴォーカルとあの運動量、半端ない。グレイト!
キースとロンのあの下手うまで味わい深くていいんじゃないかな~。
ゲストのミックテイラーが一番ギターうまかったね。けど、ブクブクに太っちゃって昔の面影なかったね。
でも同窓会的バンド大会でよかったですね~。
70のじいさん達のバンドなんだからやっぱスゴいよ。
ストーンズのヒットパレードって感じで(順不同・お気に入りの曲のみ表示)

”タンブリングダイス”
”ホンキートンクウイメン”
”19回目の神経衰弱”
”スタートミーアップ”(1曲目じゃなかった)
”ギミーシャルター”
”ビッチ”
”ミッドナイトランブラー”(ミックテイラーのギターかっこよかった~!)
”ブラウンシュガー”
”悪魔を憐れむ歌”でクライマックス
アンコールは日本人コーラスをしたがえて
”無情の世界”
で最後にあのかっこいいいリフの
”サティスファクション”
至福の2時間でした。

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パンフレット3000円は痛いよね~。

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「EACH TIME」のミステリー [音楽]

「EACH TIME」 については一度書いたが、このアルバムのミステリアスな部分について書いてみようと思う。

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「EACH TIME」が発売されるときにSMEの販売推進課にいて、大瀧さんとナイアガラの前島さんんと何度か打ち合わせをしたことは以前にも書いた。そして1983年には結局発売されず翌年1984年に延期されたことも書いた。
理由は他のアーティストのプロデュースがたてこんでおり、やむなくというのは大瀧さん自身レコードコレクターズに書いている。しかしそれ以外にも理由はあったのではないかと・・・。
たとえばそれに付随して前年1982年に山下達郎の「FOR YOU」が発売になり、ロングセールスをあげていた。大瀧さんは「ロング・ヴァケーション」を超えるアルバムを作らねばというプレッシャーがあったと思う。そして弟子である達郎くんも素晴らしいアルバムをリリースしている。それも鈴木英人のあのかっこいいリトグラフのジャケットで。
そこで、大瀧さんは音的にもヴィジュアル的にもロンバケもフォーユーをも超えたものを作らねばと思ったに相違ない。つまり、音は発売された楽曲とまったく同じ曲だったのか、秘密主義の大瀧さんは曲も曲順の構成もごく限られたスタッフにしか教えていないはずだ。つまりSMEのSさん、Kさんくらいには提示していたかも、それすら怪しい。お二人の証言がない限りその謎はとけない。
そしてもう一つ、ジャケットのアート・ワークはどうだったんだろう。はたして1984年に発売された河田久雄さんのアートワークだったんだろうか。これも依頼したジャケットのデザインが今一つインパクトに欠けて大瀧さんが発売をためらった一因ではないかと推測することも可能ではないか。
謎は深まるばかり。
それにしても「EACH TIME」もいいアルバムである。「A LONG VACATION」がなければ、このアルバムが大瀧さんの最高傑作と評価されたであろう。それはまるでボズ・スキャッグスの「シルク・ディグリーズ」と「ダウン・トゥ・ゼン・レフト」との関係に酷似しているように思えてならない・・・。

ラリー・コリエル、サイコー! [音楽]

1月26日(日)

高校の同級生、ポップス愛好会のWくんとコットンクラブへ。
昨年12月10日に亡くなったジム・ホール・トリビュートを聞きに。
お目当ては二人ともロン・カーターではなく、ラリー・コリエル。

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ギターはもう一人、ピーター・バーンスタイン、知らなかったけど堅実なギターを弾く人。
ロンもベースでメロディを弾いたりよかったですが、やはりラリーはサイコーでした。
オクターブ奏法もさることながらコードでメロディを奏でてしまう。魔法にかかったギターって感じです。
ギター2人は座って弾いていましたが、ラリーは微笑みながら楽しみながら余裕で弾いているかんじ。
時折ベースのロンを見上げて目を交わしインプロビゼーションの間合いをはかっている感じ。いい感じでした。
特にラリー一人でのギターソロの”ラヴェルのボレロ”は圧巻でした。一人オーケストラ!
ベースは勿論、和音でメロディを奏でつつ、コードも弾いている。まさに神業。しかも単なるテクニシャンではなく、ハートフル。間違いなく僕が今まで聞いてきたギタリストの中で圧倒的にナンバー1です。

ラリー・コリエル初めて聞いたのは1969年、ブラックホークで。
渡辺勝に教えてもらった。
ジャズとロックの融合。
つまりクロスオーバー(フュージョン)の元祖。
僕の中ではナンバーワン・ギター・ヒーローでした。

彼のfacebookに早速打ちこみました。

I went last night to Cotton club.
It was very fantastic night !
Thank you very much for your amazing guitar solo.
I was knock out by your heart touching technique.
I was very happy.

See you later !


ライブ後Wくんと同ビルの地下にあるパブで一杯やる。

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ムール貝のスープも締めで作ってくれた。まいう~でした。いいお店。
フロアのお兄ちゃん!サンキュ~、こんどはベルギービール飲みますね!


大瀧さんと神の存在について [音楽]

「さらばシベリア鉄道」で

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(涙でかすんでる)

伝えておくれ
十二月の旅人よ
いつ・・・いつまでも待っている

と大瀧さんは歌っていた・・・・。
偶然の符合とは思えない。

松本隆さんもツイッターで語っている。
北へ還る十二月の旅人よ。
ぼくらが灰になって消滅しても、残した作品たちは永遠に不死だね。
なぜ謎のように「十二月」という単語が詩の中にでてくるのか、やっとわかったよ。
苦く美しい青春をありがとう。

松本隆さんも思っているはずだ。神の導きを。
無意識下の必然性、神の導き、あるいはデジャブーの内蔵性秩序によって
必然的に神に書かされたって、どう考えてもそうとしか思えない。
そして神は決して僕たちの目の前には現れない。
静かに穏やかに人間を世界を自然を見守っている。
もしかしたら人間のなかに宿っているのかもしれない。
でなけりゃ宇宙って存在し得ない。
無から物質は生まれる訳がない。
神の気紛れか、あるいは人間にあらゆる苦難を与えて人類が生き延びるのか
絶滅するのか試されているのかもしれない。
何となく僕には見えてきた。
宇宙のレゾンデートルが。
この文章も神が書かせているにちがいない。

神は存在する。
間違いない。
天に召された大瀧さん、安らかに。


1月4日今年のオープン日ですけど・・・。 [音楽]

Messina

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今日はずっと大瀧さんを偲んで大瀧さんしかかけない。

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ロンバケかけたとたん涙が止まらない。
あのいたずらっぽい眼差し、シニカルだけどほんとは優しい大瀧さん。
涙を止めてくれるのも大瀧んしかいないよ。責任とってよ、大瀧さん!
お店の入り口横には正月花。

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昨晩寒い中で愛するかみさんが生けてくれた。
でもそれがまるで献花のように見えてきた。

ヤバイよ、不覚にも俺らしくない文章になってしまった・・・。


大瀧さんとの想い出(一部加筆修正) [音楽]

大瀧さん・・・ショックです。ジョンが亡くなったときと同じくらいの衝撃。
はっぴいえんどを何度も何度もレコードがすりきれるくらい聞いていたし、日比谷の野音でのライブを何度も観に行っていた大学時代。
会社に入り、大阪営業所時代81年、ロンバケ発売時大瀧さんは不退転の決意と覚悟だったんで、主要なレコード店の担当者にただの挨拶ではなく、アルバムコンセプトをじっくり話したいということでナイアガラの前島さんと一緒にキタの「大雅」の鈴木さんを訪れ(新阪急ビル?)そのレコード店のあった同フロア32階の喫茶店で約1時間プレゼンしたのが昨日の出来事のようによみがえります。たぶんミナミのミヤコのFさんのところへもNちゃんがフォローしてると思う。その後、僕たちはとにかくあの永井博さんのイラストのジャケットを拡大した看板をガンガン作って主要店の店頭を占拠し、どこにいってもロンバケが店頭演奏されているといった環境を作った。というよりもあの作品のクオリティからして売れないわけはないって社員全員が確信していた。

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次のイーチタイムは約一年の発売延期になりましたが、その時僕は本社販推で何度か大瀧さんと打合せして、やっぱり想像通りかなり細かい指示をだされいろいろと勉強になった。象徴的にひとつ覚えてるのは新譜案内のコピーは「ロンバケのあの大瀧詠一」という表現は絶対やめてくれと。ロンバケと比較されるのを極端に嫌っていた。つまりロンバケのイメージは完全に捨て去って新しい大瀧詠一を聞いてほしいというメッセージだったと思う。ディレクターのSさんも毎回のように特別な品番を指定されるんで生産管理に泣きついたり、とにかく全て、細部にわたって少しも手を抜くことなくこだわりまくる、そういったアーティスト魂をいやというほど感じましたね。
結局、大瀧さん他のアーティストのプロデュースが忙しすぎて満足のいくミックスダウンができず、やむなく発売延期になった次第です。確か発売の2週間前くらいだったような、ちょっとその時期は記憶が・・・。でもって即、発売延期のごめんなさいスピードポスターを作りレコード店の店頭に貼りだしたり、・・・・・(今度機会があれば書ける範囲内で書きますが)・・・・・・したりドタバタしたわけです。

で、ロンバケの時もそうでしたが、ぎりぎり発売直前まで大瀧さんは秘密主義で、販促や販推にも音を聞かせませんでした。つまりこの延期になったイーチタイムの音はその時点ではごく限られた制作スタッフしか聞いていないわけです。ということは・・・・。いろいろと想像してみてください。新たな大瀧伝説が生まれるかも。


結論
正真正銘の偉大なるこだわりの「おたく」アーティスト、大瀧詠一。
ロンバケは永遠に不滅です。

大瀧さん安らかに。





僕とレベッカ [音楽]

Rebecca のNOKKOとの2shot

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ブレイク直前、神奈川県内の新星堂とのタイアップで横浜ルイードで無料招待ライブを行った。そときのはけたあとの写真。ジャーマネの小林くんもいい奴だったね。営業みんな「レベッカの時代が絶対来る~!」って思ってたもんね。このあとドッカーンと来たもんね。やりがいあったよね。NOKKOのあのパワーはんぱなかった。ルイード200人ぎゅうぎゅうづめで酸欠&人のおしくらまんじゅうで失神しそうな奴もたくさんいたし、将棋倒しの危険な状況だった。でもノッコもあおりまくって相当やばかった。楽しい想い出。一緒にイベントやってたのが流浪のF、いいんじゃない~元祖テキトー男のK、使いっぱしりT。今でもなかのいい友達だ。(^ー^)

昨日の中休み「中理」に10数年ぶりに行ったら、おじさんがいて音楽大好き。

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あとで店に来てくれた~。
どもどもです~。

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